| 唇に始まったキスは、喉元、首と少しずつ下っていく。赤澤は観月のネクタイそしてシャツのボタンを上から順に外しながら新たに露わになった部位に口付けていった。「ちょっ」「やめっ！」と何やら声が聞こえるが、本気で止めようとしてくる気配はない。本気なのだったら押さえ付けるでも蹴り飛ばすでもなんでもすれば良いのだ。胸元は完全に開き、そのまた下のボタンへ…と移ろうとしたところでいよいよ手首が掴まれた。 「服は、脱がさないでもらえませんか」 赤澤はその言葉の意味を考えた。脱がされたくない。何故か。見られたくない？それとも触れられたくない？もしくは、こちらの心配をされているのか。 「着衣セックスの方が興奮するって言うんだったらそれでもいいけどよ、棘のこと気にしてるんだったら俺は無視するぞ」 「…………」 沈黙を同意だと受け止めた赤澤は観月のシャツの残りのボタンを一気に外して前開きにした。「ちょっ…！」と声が聞こえたが抵抗する腕の力は弱かった。顔だけに留まらず、全身の肌が赤らんでいることに気付いた。 「もしかして、恥ずかしがってるだけ？」 「………ウルサイですよ」 なんだそれ。可愛すぎねぇか。 そう思いながらも口には出さずに、仄かに上気した胸元に唇を寄せ、少し強めに吸い付いた。先ほどまでとは違う、少し高めの艶めいた声が上がり始めた。それと同時に肌に棘が浮かび始めた。その隙間を探すように舌を這わせ、音を立てながらキスを重ねた。キス一回毎に体が震え、肌に浮かぶ棘の数が増えたが、チクリとした痛みが今の赤澤にとっては悦びであった。 （俺にＭっ気はないはずなんだけどな） どちらかというとＳな自覚はある、などと考えながら棘で埋め尽くされ茨と化していく肌に唇を落とし続けた。もうキスできる隙間がないというほどの状態になり、ようやく観月の体から唇を離した。その後の口付けは、鉄の味がした。 どれくらいそうしていたかわからなくなるほど唇を合わせ続けてから、そっと離すと目が合った。蕩けるような目で見つめてくる観月が、何かに気付いたように自身の体を見渡す。全身棘に包まれたその体を。 「以前も聞きましたが…本当に気持ち悪くないんですか」 「は？ねぇよ」 「自分でも見飽きるほど見ていますが、醜いとしか思えません」 「醜いわけあるか、お前の体だぞ？」 真剣そのものでそう伝える赤澤であったが、観月は鼻で笑った。 「お前は本当にボクのことが好きだな」 「おう好きだぜ」 自信満々という風に赤澤は答え、ベルトを外してチャックを下ろした。下着をずらすと天井に向かって大きくそそり立ったイチモツが顔を覗かせた。 「好きすぎてこんなになったわ」 取り出されたモノを、観月は信じられないという顔をしてそれを凝視した。人と比べて大きい方であるという自覚は赤澤自身にもあった。一緒に風呂に入ったことも何度かあったがさすがにこの状態のモノを見せるのは初めてである。ベッドに腰掛ける体勢に変えながら、驚愕している様子の観月に「しゃぶれる？」と試しに聞いてみた。 「…これを咥えろと？」 「おう。出来ねぇか？」 「出来ますよ！」 馬鹿にしないでください、と足下にしゃがみ込む観月を見ながら、俺も観月の扱いがうまくなったものだ、と心の中でこっそり笑った。 ぱくりと、先端が咥えられた。舌で刺激を与えてきながら、観月の細い指がそっと竿を這った。触覚においても視覚においても非常に興奮するシチュエーションだ。が。 （何かの拍子に棘が出たら、どうなる？） 普段は棘など気にならないと観月に言い、実際あまり気にしていない赤澤であったが、急所付近に凶器があると考えたら話は別だ。もしも、手で握り込まれているときに棘が生えて全面貫かれたら………想像するだけでヒュンッと息子が縮み上がった。 「ワリイけど、さすがに股間だけは手で握るのやめてくれねぇか」 「…それはそうですね」 観月は素直に手を下に降ろした。しかしいかんせん何の支えもないとバランスも取りづらい。んー…と考えながら人差し指で自身の髪を弄り、そのまま赤澤の股間の上をツーと伝わせた。 「つい無意識に手を出したくなりますね」 「やめろって！」 「わかってますよ」 指を離した観月はその手を自分の背中に回し、そこで両手を組んだ。そして後ろ手を組んだまま舌全体を使って肉棒を舐め上げた。 「これでいいですか？」 上目遣いでそう聞いてきてから肉棒を咥え込む観月を見、赤澤はゴクリと喉を鳴らした。 「ヤベェって観月…このビジュアルはさすがに興奮するわ」 観月はギロっと睨むように赤澤を見上げてきたが、行為としては足の間に顔を埋めて股間を奉仕してきているのだ。凄まじい支配感に包まれ赤澤は背筋が震えた。 「普段部員たちにあれやこれや指示出して服従させてきたお前がベッドの上ではこんなだって知ったら、アイツらどう思うだろうな」 こんな意地悪なことを言ってはまた怒られるかもしれない、急所を晒しているだけにあまり下手なことは言うもんじゃなかった…と一旦は思った赤澤であったが、観月の表情を見て考えは一変した。キツく睨み返してきているのではないかと想像したその目元は涙に濡れ、羞恥に歪みながらも何かを乞うように恨めしく赤澤を見上げてきていた。荒い呼吸で肩が上下している。高揚した顔の表面は細かな棘でびっしりと埋め尽くされていた。 おい観月。お前もしかしてなじられてヨくなっちゃうタイプ？ 「冗談だよ言うわけねぇだろ…こんな状態のお前を俺以外に知られるわけにいかねぇよ」 その乞うような目から一度視線を離し、赤澤はちらりと観月の下半身を確認した。 （観月も勃ってるな。それもそうか。めちゃくちゃ興奮してそうだし） サンキュ、と声を掛け口を一旦離させ赤澤は観月をベッドの上に引き上げた。顔が近付いたついでが如く口を合わせると、観月の方から舌を奥に差し込んできた。予想外に積極的な観月に赤澤は驚いたが、極めて興奮した。そのまま服を全て取り払い、お互い生まれたままの姿になった。 ディープキスを続けたまま、観月の腰を引き寄せ股間同士を擦り合わせた。上では唾液が混ざり合い、下では先走り汁がお互いの性器を濡らし合う。粘膜には棘がなくて良かったと、その点には感謝せざるを得なかった。 しかしあまりの快感に堪えきれなくなったのか観月の喉の奥からは度々詰まらせるような甲高い声が聞こえてくる。 「観月、声抑えろ」 「抑えて、ます……んっ！」 「デケエって。隣に聞こえるぞ」 「だって、アァッ！」 一旦警告するために口を離した途端にこれである。学校寮の壁がそれほど分厚いとも思えない。なんとか観月の声を抑える方法はないかと、観月をベッドに寝かせて一度立ち上がった。赤澤は部屋を見渡し、几帳面に畳まれたハンカチを一枚掴んで戻ってきた。 「ほら、これ咥えとけ」 「ちょっと、これがいくらするかわかっているんですか！？」 「うるせえ咥えろ」 抵抗しようとする観月の口に半ば無理矢理押し込んだ。そして股間を手でしごいてやると、なるほど、先ほどよりは聞こえてくる声は小さくなったか。しかし静かになったとは程遠い音量であった。こうなったらもう隣人が不在か寝ているか音楽でも聴いていることに期待するしかない。 刺激を与えるのを止めると観月は喘ぎ声も止み、代わりに何か言葉を発した。 「いいあうえあ！？」 「はあ？」 「意味があるんですかコレに！？」 口に押し込まれたハンカチを取り除くと観月は不満を漏らした。「多少はあるから外すな」と伝え、考えた末、そのまま噛ませるのではなく、口を通して頭の後ろで結んだ。背徳感が凄まじいがその分だけ異様な劣情が高まり赤澤はゴクリと喉を鳴らした。 「おあおおいえ、ううあえうおえお…」 「は？何言ってるか全然わかんねぇ」 観月は恨みを込めたような表情で涙目で睨み付けてきた。どう見たって怒っている。しかしワリイな観月、そんな目ェしたって棘だらけの体を見てたらそれは外せねぇわ、何より俺が興奮する。赤澤はニヤリと笑って股間への刺激を再開した。「んんっ！」と、喉の奥を詰まらせるような言葉にならないよがり声だけが聞こえ続けた。棘だらけの肌の中で、唇だけが赤い。その唇に挟まれた花柄のハンカチは唾液に濡らされ色味を変えていく。 「キモチイ？観月」 「う、うぅ……う」 「んー、やっぱ外すわ」 「なん……なんだ、お前、は…っ！」 「キスしづれぇ」 息をつかせる暇もなくその真紅の唇に己の唇を重ねて口を塞いだ。わざと音を立てるように舌で唾液を掻き混ぜた。観月の唸るような喘ぎが自分の口中で響いて脳に直接届くようであった。 （っていうか、キスしたままが一番効果ありそう） 赤澤の耳には声が直接響いたが、外に漏れている声は小さく感じた。これが一番良いじゃねぇかと口を合わせる角度を変えてより深く交わるようにした。その間も下への刺激は止めない。嬌声はどんどんその音程を上げ、音量も上げていったが次第に詰まった。そしてその直後に赤澤の手の中で何かが弾ける手応えがあった。 （イッた、か） もう声は聞こえてこなかった。口を離してその顔を見ると、観月はとろりとした目で口の端から唾液を零し、放心状態になっているようであった。 「大丈夫か」 「………」 「おーい、観月」 眼前で手を振っても反応がない。完全に気を失ってしまったようだ。 「おい、こっちはこんなだぞ」 赤澤は完全にギンギンにそそり立った状態でお預けを食らうことになった。観月の意識が戻るまで一旦休憩するか考え、観月によって汚された手で自らの股間を慰めた。 （おお、こりゃいいな…） ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てさせながら竿を扱き、亀頭を握り込んだ。次第に自身の我慢汁も溢れ、白濁とした液と混ざり合っていく。 空いた左手で観月の手を握った。意識がないお陰か棘は出なかった。初めて、棘のない状態の観月の手を握った。 （肌、めちゃくちゃスベスベしてんな…勿体ねぇ） 観月は人一倍スキンケアに気を払う男であった。その体質ゆえか、元々の性格ゆえかは定かではないが。スリスリと手のひらや手の甲を擦り、ふと考えた赤澤は観月の手を自らの中心部に運び、包み込むように握らせた。そして上下動を開始させる。 （ヤベ……めちゃくちゃキモチイな。コイツもうダメみたいだし、このままイクか） ゆっくりと始めた手の動きを、少しずつ加速させる。握り込む手の力を強くする。このまま続けたら、あと少しで達するか、と思ったときに。 「何をしているんだお前は！？」 「オイ急に意識手に入れんなよ驚くなぁ！」 観月はばっと手を引っ込めたことで唐突に刺激から解放された赤澤の息子は、快感を欲するようにビクリと震えた。再びお預け状態である。 「お前が相手してくんねぇから手だけ借りてたんだよ」 「…気を失っていましたか、ボク」 「完全に昇天状態だったけど。そんなにヨかった？」 聞かれてウンと答える観月ではなかった。しかしこれ以上なく気持ち良さそうに善がっていた様子を見ていた身としては聞くまでもない質問であった。返事をせずとも赤澤は答えをわかっている。のに、赤くした顔を伏せて口元をワナワナとさせる観月であった。 意識が戻ったのならまたしゃぶってもらおうかと、「まだ続けられるか？」と赤澤は観月の肩に手を置いた。ビクッと肩が跳ね、目が合うと頬は紅潮し、チクッと手に鋭利な物が触れた。まだ数の少ない棘を交わしながら、腕を撫でるように手をスルスルと下ろすと肌はあっという間に棘だらけになった。 「さっきから思ってたんだけど、お前いちいち感度良すぎねぇか？」 「うる、さい……」 涙目の観月は赤澤の顔すら見られずに斜め下を見続けていた。そして、羞恥心からか音量の小さくなった声でボソリと理由を述べた。 「人に触れられること自体…あまり慣れていないんだ、ボクは」 そこでやっとわかった。観月が、肩を引き寄せる程度のことで過剰なまでの反応を見せていたワケを。可愛い奴だ、くらいにしか思っていなかった。好かれているとわかるだけで満足していた。理由がわかってしまうと、愛しさだけでなく切なさややるせなさが込み上げた。今、こうして触れ合うことを許されているのが、どれだけ特別なことか。 「観月……俺、お前のこと、もっとちゃんと抱きてぇわ」 「どういう意味ですか、今は適当だとでも」 「違ぇよ」 赤澤は観月の体を組み敷くように反転させた。 「コッチ、いいよな？」 観月が意味を理解するより先、赤澤は双丘を親指でこじ開けた。 「汚いですよ！」 「お前の体が汚いわけあるか」 「お前はさっきからそればっか…！」 上半身を捻り赤澤の頭を手で押し返そうと試みる観月であったが、赤澤の舌先が蕾を刺激するとまた「あっ！」と高い声を上げた。反発するのを諦めたのか単に力を失ったのか、観月は前に向き直りうつ伏せになると枕に顔を埋めた。赤澤が舌を奥へとねじ込んでいくとシーツにしがみ付きその刺激に耐えているようであった。陸に打ち上げられた魚のようにビクンビクンと跳ねる観月の腰を見ているうちに、赤澤の中心部に更に熱が籠もった。観月の体を反転させて、対面になった。 「観月。俺バキバキで限界だわ」 足の間に体を入れ、観月の秘部に己の先端を宛てがった。 「挿れるぞ」 赤澤の言葉に、観月は意を決したように頷いた。それを確認してから赤澤もウンと小さく頷き、接触部に体重を掛けた。ぐっ、と抵抗があったが、腰を突き出すと何か突き抜けた感触があった。 「っく……」 「大丈夫か観月、痛くねぇか」 キツく目を瞑り苦しそうな声を上げる観月を気遣って赤澤は声を掛けた。観月は額に汗を滲ませながらゆっくりと目を開けた。 「痛くないと言ったら、嘘になります」 その言葉を耳にし赤澤は一旦挿入をやめようと腰を引きかけた、が、観月は赤澤の肩を強く掴んだ。 「ですが」 荒い息で途切れ途切れになりながら、観月は微笑みで告げた。 「たまには、ボクが痛みを負う側になるのも、悪くないでしょう」 「観月……」 ふー…と観月は肺の中身を出し切るように長く息を吐いた。 「痛いのが嬉しいと聞いたときは、そんな馬鹿なことがあるわけないと思っていたけど……やっとわかった気がします」 そう言って、穏やかに目を伏せた。感傷に浸っている様子の観月に「痛いのがキモチイってこと？」と問う赤澤に「そういう意味じゃない」と観月は力無げに返した。普段であればもっと強く言い返してくる場面であろうがその気力はないようだ。 あまりいじめるのも可哀相だ。わかってるよ、と笑い、赤澤は観月の髪に指を通した。 「俺はぶっちゃけ痛いのはごめんだけど、お前の棘に刺されるのだけは好きだよ」 棘の僅かな隙間を縫って、頬に触れた。 「お前が嬉しい楽しいって感じてくれてるってことが何より幸せだ」 人差し指で目元の滴を掬った。そして、微笑みかけた。 「これからも一緒に居てくれ、観月」 観月は何も言わずに歯を食いしばった。そして頷いた、ようにも見えたがただ体を強張らせて首を竦めただけにも見えた。 明確な返事はなかったが、気持ちは伝わったものだと信じて赤澤は体を進めた。体を前後させる度に快感が走った。自然と腰の動きが速くなり、息が詰まる。射精感が蓄積されていく。果てるときが近い。 「赤、澤……」 「どうした、観月」 呼ばれてその顔を見る。瞳は潤みきって、揺れていた。震えながら唇が小さく動き、振り絞るような声が聞こえてきた。 「好きです、アナタのことが。……愛しています」 「俺もだ観月。愛してる」 観月の全身を包み込みたい気持ちになり見渡すと、いつの間にか観月の肌は隙間がないほどびっしりと棘に埋め尽くされていた。だけど何一つ気にならなかった。否、喜びでしかなかった。 観月の体に腕を回そうとしたとき、「赤澤…」と掠れた声と同時に観月の腕が赤澤の頬に伸びてきた。 「最後……ボクの体を、抱き締めていてもらえないか」 初めてだった。観月の方から触れられることを求められるのは。 （ヤベエ……泣きそうだ） 自分が泣き出したい気持ちを誤魔化すように観月の目尻に溜まった涙を拭った。そして唇にキスを落とす。 「言われなくたってそのつもりだったよ」 赤澤は観月の体を力の限り強く抱き締めた。赤澤の背中に回された腕にもぎゅっと力が籠もった。 「観月、出すぞ…っ」 刹那、下半身に集中した熱が凄まじい快感と共に放出されていった。ドクンドクンと心拍が全身に響く。乱れた息が整ってもまだ消える気配のない皮膚への鋭利な刺激を感じなくなるまで、赤澤は観月の体を抱き締め続けていた。 ** 観月が体をうごめかすのに気付いて赤澤は腕の力を緩めた。上半身を少し持ち上げると至近距離で目が合い、キスをした。腕枕をするように体勢を変えると、その腕の中で観月は赤澤の体を見つめ眉間に皺を寄せた。 「……ヒドイ傷ですね」 「あー、つい力籠もっちまった」 赤澤は全身に出来た細かい刺し痕を見渡し、滲んだ血液を雑に拭った。それはチクチクと痛んだが大した問題ではない。「見た目ほど痛かねぇよ」とフォローを入れ、視線を観月の体に移す。 「そういうお前も凄ぇぞ」 「ん？…………ッ！？」 観月は自身の両腕の内側を見て、何ともないじゃないかと首を傾げてから胴体を見た。そして“それ”に気付いた瞬間に跳ね上がるように上半身を起こしたのだった。 「なんですかコレは！！」 「ワリ、キスマーク付けすぎたわ」 笑いながら赤澤も体を起こした。観月の首元から胸元に掛けて、数え切れないほどの赤い痕が付けられていた。観月は怒った様子で「これでは共同風呂が使えないではないですか。シャワーでも汚れは落とせますが体力やメンタルの回復は不十分なんですよ」と早口にまくし立てた。赤澤はあっけらかんとして受け流した。 「いいじゃねぇか、綺麗だよ」 「またそんな適当なことを言って…」 「本当だって」 そっと観月をベッドに寝かし、その姿を愛おしく見つめた。 「薔薇の花みたいだな」 独り言のようにそうぽつりと零し、赤澤は棘の中に無数に咲き乱れた赤を撫でた。 |