* I Fell to You on My First Sight *












人生で初めて

一目惚れというものをした。



「待って…ッ!」



頭で考えるより先、体が動いていた。

気付いたら、アナタの服を掴んでいた。



「…どうかしましたか?」



突然知らない人に話しかけられても
返ってきたのは柔らかい笑み。


この人だ。

心臓が訴えかけてくる。



「あの…」



桜はまだつぼみが膨らむ準備をしているころ。

あとから知る、アナタの誕生日が過ぎた直後。


とても、タイミングが良いとは言えないその時に、

どこの誰かもわからない、

私はアナタに落ちた。




「今、あなたのことを好きになりました」




突拍子もなくそう伝えたのに、
やっぱり返ってきたのは柔らかい笑み。

まさかそのときは、
この恋が後にずっと、ずーーーっと続くものになるだなんて
想像していなかった。


だけど始まりは、通り過ぎ際に見かけたアナタの佇まいだった。

それだけは、間違いなく言えること。






















チラ見した不二様の生足ポスターに惚れ込んで
テニプリ読むことに決めたあの日から丸17年が経ちましたww
そのあとすぐに一番の好きキャラは他に移っちゃうんだけど、
始まりは不二だったということはいつまでも主張し続ける。
はー17年経ってもテニプリメインジャンルで居続けるとはその頃の私は想像もすまいw


2019/03/04