* 背中を見つめる目線への *












ずっと見ていたくて

だけど気付かれたくなくて

こっそり後姿ばかりを見つめるの。


授業中3列後ろから

休み時間斜め後ろから

掃除の時間まじめに掃いてるふりしながら



大好きなの

でも気付かれたくないの

だけどやっぱり見ていたいの。


だから後ろから。



そうしたらある日クラスメイトから話しかけられて。



って、大石のこと好きなの?」


「えっ?」



どうしてそれを?
と言いそうな口を押さえて

どうしてそう思うの?
と言葉を変えて同じことを聞く。



「だって」



俯き気味に話すその人を見て、
私は気付いてしまった。

気付いてしまった。




「いつも、大石のことばっか見てるから」




ああそうか。


私はいつも後ろから見ていたけれど

そんな私は丸見えだったし。



私が大石をいつも見ていたみたいに

いつも後ろから見ていたみたいに


誰かももしかしたら私のことを?


・・・・・・。




「自覚なかった。ありがとう、教えてくれて」




まだまだ本人には目も合わないけれど
どこにでも目線があるということは覚えておくべきだね。


彼が見えない位置。

彼とは関係ないところで、
傷つきたくない、傷つけたくない、駆け引き。






















ドリームらしくない…
いつもオリジで書くみたいな文体になった。
でもどうしても大石で浮かんじゃってたから大石で。笑
大石絡んできてないけど笑笑

本人は気付かなくても
周りには気付かれかねないからね、てゆう笑
あと、実は、目が合わなくても本人に
気付かれてることもあるからねっていう過去の体験談w

誰にもバレずに見つめる方法なんてないんだよwってねw


2014/07/03