* going your way *












「全く、なんでオレがこんなこと…」
「…桃先輩に訊いてくださいよ」
「…オレ3年だよ?」
「だからそれは桃先輩に言って下さい」
「うぅ〜…」

オレは、今コートの整備をしている。
当番で回ってくる、1・2年の仕事。
それが何故、オレはやる羽目になっているのか。

「くっそぉ〜桃のやつ。ヤキソバパンじゃ一個じゃたらね〜」
「…まだまだだね」
「あ、にゃにそれ!おチビのくせにっ!」


…実は、15分前こんなことがあった。


 **

「あ〜どうしよ、参ったなこりゃ、参ったよ」
「どうしたの?桃」
「あっエージ先輩!オレ今日家の用事で早く帰らなきゃ行けないんスけど、
 コート整備の当番なんスよね」
「あらら」

桃は何やらあたふたしていたけど、
あーでもないこーでもないとか呟くと、
オレに手をパンと合わせると、
申し訳無さそうな声で言った。

「エージ先輩!一生のお願いっス!
 当番代わってください!」
「え、えぇっ!?」
「頼みます〜ヤキソバパンでもなんでも奢りますから」
「そうだにゃ〜、…一日一善!いいよ、やってあげる」

オレがそういうと桃はきらりと目を光らせた。

「マジっスかぁ!?じゃあお願いします!!」
「で、もう一人の当番は?」
「越前っス」
「ふぅ〜ん。おチビか」
「それじゃ、オレ急ぎますんで!」

それだけ言うと、桃はジャージのまま走って行った。
よっぽど急いでたんだにゃぁ…。
なんか、人助けっていい気持ち♪

 **


「引き受けたときはいい気分だったけど…」
「いざやるとなったら面倒臭かった、とか?」
「…アタリ」

その通り。
暫くやってなかったから忘れてたけど、
広いコートを全部きれいにして点検するのは、
結構大変だったりする。

「だぁ〜ちっくしょ〜…」
「……」

ボヤキながらのコート整備は、
30分以上掛かった。




「あ〜!やっと終わったにゃ!」

オレは部室に戻るとベンチにドスンと座り込んだ。

「…まだまだだね」
「にゃ〜!そればっかり!!」

オレはなんとなく悔しくって越前を睨んだ。
そして、とあることに気付いた。

「あれ、大石は?大石ってコート整備の後までいつも残ってたよね?」
「そうっスね…どこいったんでしょう」
「鍵締め確認しなきゃオレらも帰れないじゃんね〜」

オレはそう言いながらロッカーを開けた。
すると…。

「あ」
「?」
「紙が入ってた…大石から」


『英二へ
 コート整備ご苦労様。
 今日はちょっと都合があって遅くまで残れないので、
 悪いけど先に帰ります。
 途中までは待ってたんだけど…ごめんな。
 鍵も預けておくから、鍵閉め頼むな      大石』


「にゃ〜!?なんにゃのこれ!?」
「今日は用事のある人多いっスね」
「う〜…ま、いっか。頼まれたからにはしっかり責任を
 果たすべし!!」

これじゃあ一日一善じゃなくて
一日二善めだよ!全く…。


オレはそんなことを考えながら着替え始めた。
汗で湿ったポロシャツを脱いで、上半身裸になる。

「え〜っと着る物は〜…」

オレがそんな鼻歌交じりにロッカーの中をごそごそやっていると、
後ろから越前の声がした。

「…菊丸先輩って無防備ですよね」
「は?にゃにが……んぅ!」

オレが後ろを向いた瞬間、そこにあったのは越前の顔で。
焦点が一瞬合わないくらい近くにあって。
反応する間もなく、口は塞がれた。

「んっ!?ん〜〜!」

背中はロッカーに押し付けられて。
オレは必死に口を離そうと思ったけど、
越前はオレの頭を抱えるようにして放さなかった。

舌が口内に侵入してくる。
それが中を暴れ回り、オレのものも絡め取ろうとする。
必死に逃げようとしても、結局捕まってしまう。
そして、思いっきり吸われた。

「ん…ふっ……」

それに従って、身体の力が抜けていく。
ロッカーにもたれ掛かって、立っているのがやっとだった。

中では舌と舌が絡まり合い、
唾液と唾液が混ざり合い、
クチュクチュと淫猥な音を立てる。
それが脳に直に響いてきて、狂いそうになった。


「はぁ…っ」

漸く口が解放される。
越前の腕が解かれると同時に、オレは地面に座り込んでしまった。

「おチビ…!な、なに……」

少し涙声だった気がした。
実際少し泣いていたのかもしれない。

「何って…そこに顔があったから」
「おチビが近付いてきたんでしょが!!」

顔が真っ赤になってるのを感じた。
顔だけじゃなくて、全身が熱かった。

もう頭の中は混乱しきっていて。
越前に掴み掛かりたい気もしたけど立ち上がる力もなくて。

そしたら、上から見下ろした状態でおチビが言った。

「ね、先輩。これからヤろうよ」
「………はぁ?」

オレは、一瞬おチビの言ったことが理解できなかった。
数秒後に理解して、素っ頓狂な声を上げてしまった。

いや、この状態で冷静でいろっていうほうが無理だ、絶対。

「何言ってんの!えちぜ…」
「いいじゃん、誰も来やしないよ」
「そういう問題じゃ……!」

オレは必死に越前を止めようとした。
でも、越前はオレの言ってることなんて完全に無視して。
しゃがんでオレに視線を合わせて。
一瞬その澄んだ瞳に魅了されそうになって目を逸らした隙に、
また口を付けられた。

「ん〜!…ふっ…!」

今度はさっきよりは短めで。
越前の舌がオレの歯をなぞったかと思うと、すぐ離された。
肩にこもった力は、すぐにふっと抜けた。

「ここまで来たんだよ?ヤっちゃおうよ」

越前は言ってきた。

少し不敵な笑みを浮かべて。
でも真っ直ぐな瞳で。
オレは、その眼に弱かった。
どんな状況だろうと、それと視線を合わせるだけで
心苦しくなった。

「いきなりそんなこと言われて…も…」

オレは少し泣きそうな声のまま、言った。
視線を斜め下に泳がせて。

チラッと越前を見ると、やっぱり不敵な笑みで。

「いきなりじゃないよ。さっきから言ってるじゃん」
「そうじゃなくて……ぁんっ」

越前はオレの首筋に唇を当てた。
舌は筋をなぞるように這い回り、
最終的には一点に留まり、吸い付かれる。

背中の下から上へ何かがぞわっと湧いたような感覚が襲う。

「んっ…越前…やめ……」

涙で視界がぼやけた。
ぼやけた視界の先には、
薄暗い部室。
オレに覆い被さるようにしている越前の肩。

瞬きをすると涙が流れて。
頬を伝って。
すると、それは下から越前によって舐め取られる。

「っ……」

オレは目をギュッと瞑った。
どうして後輩なんかに怯えなきゃいけないのか。

そう、この時オレはおチビにすっごい怯えてたんだ。

肩を竦めて。
腕を胸の前で交差させて。
体を出来るだけ小さい形にして、固まっていた。

その時聞こえた、おチビのくすりという笑い声でオレは体の力を解いた。

「なに笑って…!」
「だって菊丸先輩、可愛すぎ」
「…!」

オレは怒ろうとしたけど、
可愛いなんて言われて。
怒るどころか自分が情けなくなって真っ赤になってしまった。
下を向いて黙っていると、おチビは言ってきた。

「どう?ちょっとはやる気になってくれた?」
「っていうかもうそれしかないんでしょ…」

オレは少し不機嫌気味に言った。
でも越前は嬉しそうで。
すぐに頬に口を付けてきた。

「先輩、可愛すぎっスよ」
「そんなこといわれても嬉しくにゃいもん…」

オレはそんなこと言ったけど。
自分の顔がとても火照っていたのがわかった。
越前に頬にされた、キス。
もう観念したからなのかもしれないけど、
さっきとは違う気分で、すんなり受け入れることが出来た。
それどころか、ちょっとだけ、嬉しかった…なんてね。

「大丈夫。絶対楽しませる自信ありますから」
「そんなこと言われてもにゃぁ…」

オレは越前のいつでも溢れてくる自信が疑問になった。
でも、今は少しだけ信じてみようかな〜とか思ってるわけで。


「んっ!」

越前は、オレの鎖骨に吸い付いてきた。
なんだかとっても恥ずかしくて。
顔を反対側に背けた。
でも越前は今度はそっち側に下を這わせてきて。
オレはどうしようもなく首を仰け反らせるように上を向いた。

「えち…ぜ……」

首を反らせていることと、少し泣いていたことと。
そのせいで、少し声が掠れた。

すると越前は、喉元から顎まで一気に舐め上げてきた。

「ふぁっ…」
「菊丸先輩、なんスかそれ。俺には誘ってるようにしか見えないんですけど」
「ちがっ…!」

そういうと、また一つニヤリと笑って。
オレは抵抗しようとしたけど、
おチビのその顔を見た瞬間、
ああ、無駄な足掻きかな、と思って諦めた。

「誘ってるわけじゃないんだったら、黙っててくださいね」
「…わかった」

おチビが言うとおりに、オレは口を閉じた。
絶対に開けるもんかって思った。
声なんて、これ以上出さないって誓った。

でも、越前の手がオレのお腹の辺りを触ってきて、
少し冷たかった手に自分の火照りを感じて。
身体が一瞬ビクッとなった。
それでも、口はギュッと詰むんで。

そしたら、越前の手は、だんだん上に上がってきて。
オレの胸の先端に付く突起物を、まさぐるようにしてきた。

手はついにそれを捉えて。
すると、指先でコロコロと転がしたり。
軽く摘まんだりして。

「んっ……ふ…」

口は閉じているのに、
甘い息は零れてしまう。
声を出さないように頑張ってるのに。
その声を抑えることが出来なかった。
それに、自分が思ってる以上に感じていることに気付いた。

「やめ……おチビ…」

洩れる甘い吐息を隠すことが出来ない。
それが恥ずかしくって、オレは越前の手を掴んだ。
すると同時に、越前はそのまま手に力を込め、思いっきり抓ってきた。

「ひゃぁんっ!!」

それに必要以上に感じてしまって。
オレは思いっきり大きい声を上げて叫んでしまった。

「……デカイ声」
「だっておチビ、抓るなんて…いきなり…」
「菊丸先輩が俺の手掴むから悪いんスよ」
「そんな…」

越前は飄々として言った。
オレが顔を真っ赤にしていると、
越前はオレの下半身にそそり立つものに触れてきた。

「あっ!えち…」
「なんだかんだ言ってすっごい感じてくれてたんスね。ビンビン」
「やだ……ぁ…」

越前はオレのモノに布越しに触れてきて。
何度も何度も優しい愛撫を繰り返してきた。

「ふわ…ぁ……はぁっ…」

オレは既に声を止めることなど出来なかった。
というよりかは、考えることすら出来なかった。

「菊丸先輩、声大きいっスよ」
「うる…さい……ゃん」

頭の中は真っ白で。
熱と神経が全て下半身の一点に集まってくのを感じて。
どんどん硬く隆起していくモノが
苦しそうに布地を押し上げているのを感じた。

「越…前……」
「何……苦しいの?」

オレが何度も頷くと、
越前はオレのハーフパンツから何から全て
取り払ってきた。

赤く大きくなったものが外気に触れる。

「すっごい…ヤラシイ色」
「ヤダ…お…チビ」

オレは恥ずかしくって顔をねじった。
すると越前は、ロッカーにもたれ掛かるように
座ってたオレを伏せるように押し倒した。

「おチビ…?」

何をされるのか不安になって
越前の方を見ようとした瞬間、
越前はオレのモノに先走る液を
指で掬った。

「はぁんっ…!」

オレはその刺激に背を思わず仰け反らせた。
そして息をつく間もなく、
オレの後ろの穴の中に何かが入ってきた。

「あぁぁぁっ!」
「痛い?」
「あっ!く…痛っ……ゃ…」
「大丈夫。すぐ良くなるから…」

それだけ言うと、越前は中で指を暴れ回らせた。
頭の中は、痛みでパニックになっていた。

「えちぜ…痛い!痛いってば!!」
「動くともっと痛いよ?」
「やだぁ…つ……ぁ…」

オレは目をギュッと瞑って堪えた。
中を掻き回してくる感触が、モロに伝わってくる。

「やめてやめて!気持ち、悪い……越前!!」
「慣らしておかないと後で辛いよ」
「慣らすって……あぁっ!」

今度は、二本目が差し込まれる。
痛くて痛くて、涙が零れる。

「痛ぃ…やめ……」
「大丈夫」
「大丈夫じゃな…いぃ!?」

そしてもう一本差し込まれてきて。
全身に電気が走ったような感触がする。
もう、痛いとか考える余裕もないくらい痛かった。
本当に死ぬかと思った。

「痛い!痛い痛い痛い!死んじゃう!!!」
「うるさいなぁ…慣れてくるって…」
「やめ…はぅっ!!」

指は中で暴れ回って、
四方六方の内壁を擦る。

確かに越前の言ったとおりで。
始めはあんなに痛かったのに、
いつの間にか平気になってきた。

「はぁ…ん……」
「どう?慣れてきた?」
「ぁ…越、前……」
「すごいよ、中。ドロドロ」
「ヤダ……そんな…」
「そろそろ、かな」
「え……?はぁん!」

指が全部同時に引き抜かれる。
無くなった不快感に溜め息をついた瞬間。

「はぁ……んぐ!?」
「くっ…まだ、少し狭い…」

捩じ込まれてきた大きな異物。
本当に死ぬかと思った。

「おチビ!痛い!殺さないで!!」
「別に死にはしないよ。大袈裟だなぁ」

そういうと越前は少しずつ腰を動かし始めて。
オレの頭の中は白黒していた。

「痛っ…う、うぅ…」
「もう少しだけ我慢して」

オレは目を思いっきりギュッと瞑った。
歯も強く食いしばって耐えた。
そうしたら、少しだけど痛みが和らいだ気がした。

「あっ、う…越、前…」
「どう?良くなってきた?」
「ぁ…はんっ……ゃ」

オレは返事をしなかったけど
(正確にはする余裕が無かったんだけど)、
越前はそれを肯定と取ったのか、
腰の動きを大きくし始めた。

「ひやっ!はん……ん…ゃぁ」
「菊丸先輩女みたい。可愛いの」
「ヤダ…ハァ…やぁ…はん…!」
「鳴き方随分巧いじゃん。大石先輩に調教されたとか?」
「大石とは…そんなんじゃ…ない!ひゃ…」

頭の中はもうパニックで。
越前の言葉に応答するのに相当必死だった。

オレの言葉に、
越前は少し楽しそうな表情で言ってきた。

「へぇ…じゃあ、もしかして、初めてだったりする?」
「ウル…サイ…」
「…ってことは本当なワケ?それはいいもの貰っちゃったな」
「おチビ、やだ…やめてよ…はんっ!」

越前はオレの中にモノを差し込んで動かしたまま、
その動きに合わせてオレのモノを握り
上下させてきた。

「センパイ…カワイイ」
「バカ…っ!」

もう、憎まれ口に返事をする余裕もなかった。
ひたすらに、快楽の中に溺れてしまわないように
必死に耐えていた。
いっそのこと溺れてしまえば楽なのかもしれないけど。
取り巻く理性がそれはいけないと言っている気がした。

それでも、身体は少しずつ限界を迎え入れようとしている。

「お、チビ…も…オレ…ゲンカ…」
「もう?もう少し頑張れない?」
「も、ダメだって…」

涙で顔がぐしゃぐしゃになった。
身体も頭も壊れそうで。
アソコもすっごいヒクヒク言ってるのがわかった。

「ひぁ…!」

越前はまたズルンと腰を動かした。

もう完全に限界だった。
あと数秒も耐え切れず、オレはすぐに全てを吐き出してしまうだろう、と思った。

…それなのに。

「えち…ぜ…なに、して…」
「先輩もう我慢できないんでしょ?でも、俺もう少し楽しませて欲しいから」
「どういう…あぅっ!」

越前は、オレの分身を根元で掴んだ。
そして、そのまま腰を動かしてきた。

「ひやっ!あっ!あん!」
「先輩…サイッコー…」
「おチビ、やめてよ…こんな…あっ!」

頭の中に黒いものが広がってきた感じがした。
意識を失いそうになった。
でも、なっただけで。
実際はしっかりと意識があって。
ただぐるぐると渦巻いたような気持ちに苦しむだけだった。

「ヤダ…おチビ……ふぅん…」
「じゃあさ、こんなことしたら、どう?」
「え…?あっ、ヤダ!やめ…って!!!」

なにをしたかというと、
おチビはオレの…前立腺を刺激してきた。
オレの身体は辛くなる一方。

「…ふ……やっ!…い、…ぅ…」
「どう?先輩、辛い?」
「は…あっ……も、やめ…」

本当に身体が辛くって。
全身が痙攣するみたいな感じがした。

「どうしたの…言ってみてよ」
「はぁ…おチビ……やだ…もぅ…」
「ここ、すっごいビクビクしてる。波打ってるよ」

おチビは意地悪だった。
オレがこんなに苦しんでるの知ってるのに、
わざと腰を激しく動かしたり。
オレの弱いところ探っては集中的に狙ってきたり。

「あっ!ダメ、も……はん…」
「そろそろイキたいんでしょ?…あげないけど」
「お…チビ、…くっ…ぁ!も、ゲンカ……」

下半身の熱が疼いて。疼いて。
オレの脳まで犯してきた。

もうメチャクチャ。
今すぐにでも、全てを放り出したい衝動に駆られた。

そしたら、越前は言った。

「…じゃあさ、俺のこと…名前で、呼んでよ」
「おチ、ビ……たすけ…」

オレは考える余裕が無かった。
とりあえず何かに縋り付きたかったんだ。

「名前で呼んでってば。…オレも、そろそろ…ヤバイんだけど」
「ふわ…ぁ……ん…越、前……」

狂いそうだった。

「違うだろ…名前、呼んでよ……エージ!!」
「…ぁっ……リョー、マっ!!」

越前に名前を呼ばれて。
それに、自分もハッとした。

思いっきり大きい声で、名前を呼んだ。

その瞬間越前はオレのモノから手を離した。
オレは白いものを全て放った。
同時に、越前もオレの中に同じものを吐き出してきた。



 ***


「バカっ!!!」
「…うるさいなぁ」

…どれくらい時間が経っていたんだろう。
オレは達した瞬間意識を失っていたみたいだ。

「ちゃんと綺麗にしといてよ!」
「わかってますよ…」

越前は、しぶしぶと床を雑巾で拭いていた。
そこら中、お互いが放ったもので白く汚れていた。

まったく…。

「あ〜…気持ち悪い」
「キモチ良かったじゃなくて?」
「っ…バカ!」

思いっきり生で中出ししちゃったもんだから、
ベッタベタですごかった。
オレが思わず愚痴をこぼすと、
おチビは飄々とそんなことを言った。
どうなってるんだ、こいつの神経…。

「でも先輩可愛かったっスよ」
「う〜…」

…なんか上手く丸め込まれた気もするけど…。
ま、いっか、
なんて許してしまうのは、甘いのかにゃぁ…。


「じゃ、先輩。帰りますか?」
「うんっ!」


それでも、オレは幸せなんだから、
いいのかも知れない…なんてにゃ♪






















ハッピーエンドが一番!うんうん。(誰)

リョ菊書こう!と思って最初に浮かんだのが
強姦ネタだったりするというわけですが。(ぉ
最終的には…普通に総意の上っぽかったけどな。(微笑)

リョ菊好きです。うん。
菊受は大菊前提が好きだったりするのですが(代表例:大×菊←不二)、
リョ菊は切り離した方が好きかも…。
いや、大菊でラブってるところに
ちょっかい出すリョーマ〜ってのも好きですが。(好きなんじゃん)
リョ菊って可愛い感じがしていい。うん。
菊リョも好きだよ。何気に。(いや、訊いてないし)

いつでも我が道を行くリョーマ君が好きv
題名は貴方にされるがままに〜というような意味でつけた。
直訳で意味通らない気もするけど。(ぉぃ
going my wayと掛けてる訳です。菊視点でリョーマを見てると。


2002/11/04