* 危険なヤツ *












どうなってんだよ、今年の一年は…。
なんというか、危険なヤツが多い。

生意気なヤツはいるし(しかもテニスが上手いときた)、
うんちくばかり唱えて目立ってるヤツはいるし…。
とにかく、気にくわねぇ。

苛つく奴ばかりいる…。
そんな事を思っていた矢先だった。


「ちわーっス!」

元気な声をして部活に来た一年。
あ、例の2人じゃねえか!
ん、その後ろにいるのは坊主か?
野球部行けっての…。
そのまた後ろは…。

「!」

……なんとも言い難いが、
系統でいうと…可愛い、やつがいた。
いくら一年とは言え、その中でも華奢な方であろう。
小さい体、細い腕、白い足、クリクリとした大きな瞳…。

「?」
「あ…」

無意識にずっと見つめていたのか、目が合った。
すると…。


『ニコッv』

「!」


世渡りなのか、性格なのか、それは定かではないが、
一つ微笑むと、そのまま歩いていった。

…やられた。
何故かわからないが、そう思った。



今年の一年は、危険なヤツが多い。
























やっちまったぁぁぁぁぁ!(叫)
はい!荒カティです!すんまそん!!!(謎)
そんな馬鹿な…。(苦笑)
いいんだ、荒カティなんだ!(良くわからん)
ははは…ギャグじゃねえか。(泣)
そういえば…初めてじゃなかった、荒カティ小説?

荒井先輩は乙女攻です。ってかカティローが受通り越してちびっ子。(まんまじゃん)
手塚部長に憧れてたのが、この辺から揺らぎ始める…という設定。ふふふ。

荒カティ、マイナーだけど普及しないかしら…。


2002/07/01